プリントアクセシビリティ
プリントアクセシビリティ
ウェブアクセシビリティ入門 第110号
発行日 :2007年3月25日
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
[プリントアクセシビリティ]
本誌のタイトルは「ウェブアクセシビリティ入門」。
そこで、この「アクセシビリティ」という言葉、いろいろなテーマに応用できます。
今、アメディアでは、近所の印刷屋さんと共同で、プリントアクセシビリティの勉強会を重ねています。
これは何かというと、視覚障害者にとって読み易い印刷物とはどんなものかを研究する勉強会です。
前提として、視覚障害者は印刷物を読むことができるということが必要です。
実は、読めます。
印刷物をスキャンして、OCRをかけてテキスト化し、それを音声で読み上げるというシステムが、今は結構いろいろあります。
私の会社、アメディアでも、パソコン用のソフトウェアとして、
ヨメール→ http://www.amedia.co.jp/product/yomail/
よみ姫→ http://www.amedia.co.jp/product/yomihime/
があり、単体の音声読書機「よむべえ」
http://www.amedia.co.jp/product/yomube/
があります。
現在は、「よむべえ」を用いて勉強会を進めています。
シンプルなレイアウト、シンプルな書体、白の用紙に黒で印刷といえばこれで終わってしまいますが、印刷屋さんが入ってくれたお陰で、とても奥の深いところまで踏み込みつつあります。
例えば、用紙に模様が入っていると、これは文字の認識を邪魔します。
文字化けの要因になります。
しかし、色の研究をしている中で、どうしてもうまく読み取れない色があることに気付きました。
そこで、頭の回転の聞く印刷屋さんは、その、読み取れない色でバックに模様を入れてみました。
ばっちりです。
文字化けは起こりません。
これで、見栄えもよくて且つアクセシビリティの高い印刷物が作れそうです。
ウェブアクセシビリティも同様のことが言えると思います。
シンプルな構造は特に視覚障害者にとっては読み易いのです。
これは、紛れもない事実です。
しかし、見栄えを重視しても、尚且つアクセシビリティの高いページは作れるはずなのです。
[編集後記]
前号を発行した直後、成功の9ステップという4日間泊り込みのすごいセミナーに参加してきました。
何がすごいかといえば、朝9時から翌朝の午前2時まで続く長ロング・セミナー!
このハード・スケジュールに耐えられる健康体を作るための「無限健康方」も教えてくれます。
今、私はそんなに夜晩くまで起きてはいませんが、セミナー以前よりもぐんとエネルギーが上がったことを感じています。
このセミナー講師のジェームス・スキナー氏は、自分の名前の事務所を構え、啓発セミナーや講演活動を展開しています。
■ウェブアクセシビリティは、どんな方にも読み易いサイト作りの心配りです
ウェブアクセシビリティのコンサルティングや講演を承ります。
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企業家としての望月優が、自身の経営指針を掘り下げる過程で感じ取った生きがいのある人生や自立、成長、平和などへの思いを語ります。
発行理念
本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。
ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。
インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。
本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。
ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。
私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。
ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。
セミナー、講演の依頼は下記ページよりご遠慮なく
本誌では、
「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3 部:ウェブコンテンツ」
をしばしば引用させて頂いております。
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