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WCAG2.0の構成

WCAG2.0の構成

ウェブアクセシビリティ入門 第76号

発行日 :2006年5月29日

  • ガイドライン
  • 評価するのは どこの誰?
  • 自ら評価 WCAG2.0

皆さんこんにちは。ウェブアクセシビリティ・プランナーの望月優です。

7月15日に、WEB標準についての大イベントが行われるというニュースが入ってきました。

「WEB標準」とは、ウェブアクセシビリティを実現するための土台となる考え方及びノウハウです。

本誌読者の皆さんにも大変ためになるイベントです。

詳しくは、下記の特設サイトをご覧ください。

http://web-standards.jp/

 このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。

[前置き]

5月15日号から、ウェブアクセシビリティのスタンダードを決めている

Worldwide Web Consortium (W3C)の Web Accessibility Initiative(WAI)が

4月27日に発表した Web Content Accessibility Guidelines 2.0 (WCAG 2.0)

のラストコール・ドラフトを話題に取り上げています。

ラストコール・ドラフトは、正式な勧告文書になる手前の文書です。

関連の過去記事は、下のリンクから読めます。

http://www.amedia.co.jp/it/wcag/

[WCAG2.0の構成]

前回お話したように、WCAG2.0 では、ガイドラインが4つの原則で束ねられています。

アクセシビリティの4つの原則は

1:コンテンツは知覚できなければならない

2:コンテンツのインターフェイス要素は操作可能でなければならない

3:コンテンツとコントロールは理解可能でなければならない

4:コンテンツは現在および将来のユーザーエージェント(支援技術を含む)での利用に耐えるものでなければならない


上記の原則の元に、ガイドラインがまとめられています。

ガイドラインは、例えば、

原則1:コンテンツは知覚できなければならない

に対して、

ガイドライン 1.1

あらゆる非テキストコンテンツには代替テキストを提供すべし。

という項目が位置付けられます。

そして、各ガイドラインの下に、「達成基準」が位置付けられています。

「達成基準」では、技術要素ごとにどのように対応すればその基準をクリアーできるかが具体的に記されています。

例えば、上記のガイドライン 1.1 で言えば、 HTML の技術の達成基準は、

alt 属性に画像を説明するテキストをセットすること

となるわけです。

このように、ガイドラインの下に位置付けられる達成基準は非常に具体的なものであり、その達成基準が達成されているかどうかを評価できるものとなっています。

[編集後記]

静岡の実家の父親が最近健康状態が優れず、週日は病院、週末で調子の良いときだけ家に帰ってくるという生活になってしまいました。

昨年までは元気でぴんぴんしていたのに、やはり年齢には勝てないようです。

ところで、6月18日は父の日です。

どんな贈り物をすればよいのでしょうか。

■ウェブアクセシビリティは、どんな方にも読み易いサイト作りの心配りです

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インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。

本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。

ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。

私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。

ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。

このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。

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