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自分に引き付けて考えるウェブアクセシビリティ

自分に引き付けて考えるウェブアクセシビリティ

ウェブアクセシビリティ入門 第109号

発行日 :2007年2月28日

  • プロ野球
  • 春風運ぶ オープン戦
  • 新年度への 序章スタート

ウェブアクセシビリティ・プランナーの望月優です。

2月の発行はどん詰まりの28日になりました。

今年3階目の発行です。

このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。

[よくホームページを見ているあなたへ]

よく見ているよというあなた、読み易いページと読みにくいページがありますよね。自分が欲しい情報がどこに書かれているのか、なかなか見つからないページがありますよね。

情報が見つけ易いページはあなたにとってのアクセシビリティが良いページ、なかなか情報が見つけられないページは、あなたにとってのアクセシビリティが悪いページです。

[まだホームページを読んだことのないあなたへ]

まだホームページから情報を得たことがないあなた、

ホームページは今や印刷物やラジオ・テレビと並ぶとても価値のある情報源です。

ホームページを見ないのは、ものすごく損をしています。

でも、それは、致し方ない面もありますよね。

パソコンのソフトは、使えるようになるまでが難しいのです。教えてくれる人が近くにいないと、どうしてよいのか判りません。

さらに、最初にかかる費用はかなりのものです。

どうしても第1歩が踏み出しづらくなります。

でも、その第1歩を踏み出すと、無限に豊かな情報の宝庫があなたの眼前に広がります。

[ウェブアクセシビリティは人によって異なる]

ホームページをいつも見ている人とまだ見たことのない人、この二人のウェブアクセシビリティは全く異なります。

まだ見たことのない人にとっては、すべてのホームページがアクセシブルではないわけです。

このように、「ウェブアクセシビリティ」は、個々の人によって異なるのです。

[ウェブアクセシビリティを左右する3責任者]

まず、ホームページを見たことがないというあなた、あなたにとっては全てのホームページがアクセシブルではないのですが、その責任は第1歩を踏み出していないあなた自身にあります。

次に、インターネット接続会社と契約してソフトウェアも入れたのだけれど、どうも使い方がよく判らなくてあまりホームページを利用できていないというあなた、この場合はあなたが利用しているソフトウェアの開発者と販売した者に責任があります。もっと使い易いソフトを開発して欲しいですし、もっとわかりやすいマニュアルや使い方の説明をして欲しいですよね。

最後に、ホームページはよく見ているのだけれど、このページはどうも読みにくい、このサイトではどこに知りたい情報が書かれているのかさっぱり検討がつかないという場合、この場合はそのホームページを作っている者に責任があります。

一般に、「ウェブアクセシビリティ」というと、この最後のケースの責任者、つまりホームページ制作者が配慮しなければならないことだという認識があります。

しかし、実際のアクセシビリティを決めている要素には、利用者自身の姿勢とソフトウェアや機器の使い易さも大きく関わっていることを忘れてはなりません。

[編集後記]

実は、2月から「プリントアクセシビリティ」の研究を始めました。

視覚障害者も今は音声読み上げ対王のOCRソフトや音声読書機を用いて印刷物を直接読む時代になりました。

この時代に、それらのOCR読み上げソフトや読書機で読み易い印刷物を「プリントアクセシビリティ」と考えました。

まだ、勉強会を始めて数回ですが、以下のページにこれまでの研究成果をまとめています。

プリントアクセシビリティ紹介サイト

■ウェブアクセシビリティは、どんな方にも読み易いサイト作りの心配りです

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企業家としての望月優が、自身の経営指針を掘り下げる過程で感じ取った生きがいのある人生や自立、成長、平和などへの思いを語ります。

発行理念

本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。

ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。

インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。

本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。

ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。

私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。

ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。

このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。

発行人、望月優のプロフィール

セミナー、講演の依頼は下記ページよりご遠慮なく

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本誌では、
「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3 部:ウェブコンテンツ」
をしばしば引用させて頂いております。
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