外部からのアクセス導線
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ウェブアクセシビリティ入門 第90号
発行日 :2006年 9月 4日
■どんな方にも優しいウェブサイトを目指して■
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
前号までの概略
ウェブアクセシビリティを考えるとき、サイト内のアクセシビリティに留まらず、ユーザーの手元からのアクセシビリティを考えるべきではないかという問題意識から SEO 対策を取り上げてきました。
会議やセミナー、または偶然に皆様にお会いしたとき、私は本誌を紹介したいなあと思います。そんなとき、
http://www.amedia.co.jp/melmaga/webaccess/
でアクセスしてください。
とお伝えするよりも、
「アクセシビリティ入門」で検索してみてください。
とお伝えする方が、お互いにとって楽ですよね。
そして、このときの「アクセシビリティ入門」を「伝達キーワード」と位置付けました。
伝達キーワードは、極力競争の激しくないものを選んだ方が良いということから、製品名や社名などの固有名詞を用いるか、「は、の、に、を、で」などの助詞を含む覚え易いフレーズにすることをお勧めしています。
前号では、alt テキストは視覚障害者のナビゲーションに有効なだけでなく、 SEO 対策にも大いに役に立つことを書きました。
ここまでの内容は、 mixi のコミュニティ「SEOとアクセシビリティ」にアップしました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=558970
さて、8月は、その伝達キーワードでの検索エンジン上位表示のための具体的ノウハウをお伝えしてきましたが、今回はその最終回です。
[外部からのアクセス導線]
前号では、サイト内でのリンク文字列には伝達キーワードかサブキーワードを含めることをお話しました。
そのわけは、リンク文字列に検索エンジンによって1票が投じられるからだとも書きました。
伝達キーワードとしてさほど競争の激しくないフレーズを選んでいれば、ここまでの努力で、十分に検索エンジンで上位表示されるようになります。
ただし、競争率の高いキーワードで上位表示を狙っているなら、今回お話する内容を深く追求する必要があります。
さて、検索エンジンはリンク文字列に対して1票を投じると書きました。
実は、サイト内部でのリンク関係よりも、外部サイトからリンクをもらっていれば、さらに多くの投票がゲットできるのです。
外部サイトからリンクを受ける場合、リンク元のサイトのページランクや自分のサイトと関連のあるサイトからの被リンクなのかどうかといったことが、投票数に影響します。
つまり、外部サイトからの投票は1票ではなく、1リンクでもメジャーなサイトや関連性の強いサイトからのリンクなら多数の投票となります。
さらに、その投票はやはりリンク文字列を重視して行なわれますから、どんな文字列でリンクされているのかということも実はかなり重要です。
株式会社アメディアの場合、「アメディア」という文字列にリンクを貼って頂いていれば嬉しいのですが、
「アメディアはこちら」の「こちら」だけにリンクを貼って頂いている場合には、実はあまり・・・なのです。
そして、仮に「音声読書機のアメディア」とか、「ウェブアクセシビリティのアメディア」などとリンク文字列を設定していただけるなら、天に舞い上がるほど嬉しいのです。
ただ、他人にリンクを貼っていただくわけですから、なかなかこちらの思い通りの文字列でリンクしていただくことは難しいと言えます。
その意味でも、頼まなくてもキーワードでリンクを貼ってもらえるように、自分のサイトの言わんとするところを明確にし、見出しなどで常にキーワードをはっきりと明記しておくことが実に大切なのです。
さて、夏期特集で SEO を取り上げてきました。
そして、以下の私のEブックもこの間毎回紹介させて頂きました。
有料ですが、もしも私の SEO とアクセシビリティに関するそうまとめをご覧になりたい方はどうぞ。
http://www.amedia.co.jp/store/e-book01.htm
[情報紹介]
ウェブアクセシビリティの視点を持った上でのデザイン性や機能性を評価するWebサイトのための総合アワードがアックゼロヨンです。
今回は、第2回目で、募集期限は9月15日。
政府の各省庁が後援していますので、賞がとれれば魄が付きます。
http://www.acc04.jp/award/index.html
[編集後記]
今回で外部からのアクセシビリティを考える夏期 SEO 特集は終わりです。
今号はちょうど90号という区切りになっています。
そこで、次号から100号までの10回は、ホームページを音声で読み上げる音声ブラウザに焦点を当てたいと思います。
音声ブラウザの機能や使い勝手の紹介と音声ブラウザによるウェブサイト診断を交互に行なおうかなと考えています。
でも、突然代わるかも知れません。
ところで、皆さんは情報商材をどのように感じていますか。
本なら1500円とか2000円ぐらいで買えるのに、情報商材となると、1万円、2万円、3万円とかなり高額です。
私の「SEO の土台を築くウェブアクセシビリティ」も9,870円です。
http://www.amedia.co.jp/store/e-book01.htm
ちょっと高くて手が出ませんでしょうか。
実は、私は結構情報商材を買っています。
もちろん、その中には、がっかりする内容のものもありました。
でも、トータルにみれば、私はお金をかけて情報を手に入れることに全くためらいはありません。
思い出してみると、私は高校生の頃、自分の学校で配給される点字の教科書とは別の会社の教科書が読みたくて、世界史とか地理、科学、生物などの点字教科書を購入しています。
1タイトル2万円ぐらいしていました。もう30年前の2万円です。
点字の教科書は、学校で使うものは無償で支給されます。その経費は全て公的負担です。
点字の教科書を出版しているところは、教科書を公費で買い上げてもらうことによって生きています。
ですから、点字の教科書につけられた価格は一般の点字図書につけられた価格よりもずっと高かったのです。
- 高校生の頃の経済力対点字教科書の価格
と
- 今の経済力対情報商材の価格
とを比較すると、情報商材の方が私にとってはずっと安いのです。
今の私は、このような、「情報はお金を出して得る」というマインドが育ててくれたのかも知れません。
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本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。
ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。
インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。
本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。
ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。
私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。
ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。
セミナー、講演の依頼は下記ページよりご遠慮なく
本誌では、
「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3 部:ウェブコンテンツ」
をしばしば引用させて頂いております。
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