ページタイトルと伝達キーワード
ページタイトルと伝達キーワード
ウェブアクセシビリティ入門 第86号
発行日 :2006年 8月 7日
皆さんこんにちは。ウェブアクセシビリティ・プランナーの望月優です。
はじめてお読みの皆さん、はじめまして。
よろしくお願い致します。
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
前号までの概略
ウェブアクセシビリティを考えるとき、サイト内のアクセシビリティに留まらず、ユーザーの手元からのアクセシビリティを考えるべきではないかという問題意識から SEO 対策を取り上げています。
セミナーなどで皆様にお会いしたとき、私はアメディアのサイトをお伝えしたいのです。そのとき、
http://www.amedia.co.jp/
でアクセスしてください。
とお伝えするよりも、
「アメディア」で検索してみてください。
とお伝えする方が、お互いにとって楽ですよね。
そして、このときの「アメディア」を「伝達キーワード」と位置付けました。
伝達キーワードは、極力競争の激しくないものを選んだ方が良いということから、製品名や社名などの固有名詞を用いるか、「は、の、に、を、で」などの助詞を含む覚え易いフレーズにすることをお勧めしています。
ここまでの内容は、 mixi のコミュニティ「SEOとアクセシビリティ」にアップしました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=558970
mixi に入っておられない方は、是非どなたかから招待を受けてください。
私は画像認証があるために、まだ入っておられない皆さんを友人として招待することができません。
無念です。
余計な前置きが長くなりました。
さて、8月は、その伝達キーワードでの検索エンジン上位表示のための具体的ノウハウです。
[ページタイトルと伝達キーワード]
さて、今号からはいよいよ伝達キーワードで上位表示させるための具体的戦略です。
私が明確に「伝達キーワード」という考え方を意識して作ったサイト
ラジオで福祉街づくりプロジェクト
http://www.amedia.co.jp/welfare/index.htm
などを具体例に上げながら説明していきますね。
>ページタイトル
まず、なんと言ってももっとも大切なのがページタイトルです。
ページタイトルは、 HTML ファイルの中の
の中にある title タグで囲まれる文字列です。
例えば、
http://www.amedia.co.jp/welfare/index.htm
で言えば、
ラジオで福祉街づくりプロジェクト~てくてくラジオで実現する福祉街づくり
の部分です。
ブラウザの「ソース表示」で見てくださいね。
この個所は最初の方に出てくるので、すぐに見つけられると思います。
ここが「ページタイトル」と言って、このページの固有名詞のようなものです。
固有名詞ですから、自分の同じサイト内でも、全く同じページタイトルを持つページが複数あることはあまり好ましくありません。
家族の中に全く同じ名前の子供が二人いたら混乱しますよね。
しかし、同じサイト内なら、同じことをテーマにしているのですから、全く異なるというのもあまり好ましくありません。
そこで、このページタイトルには、サイトの伝達キーワードと位置付けた文字列を含めるのがまず第一にすべきことです。
サイト内のトップページなら、伝達キーワードそのものでもよいでしょう。
なお、サイト内の別のページには、伝達キーワードを含んだ文字列で、そのページの性質を表す表現をお勧めします。
ちなみに、「ラジオで福祉街づくりプロジェクト」の推進ボランティアさんを募集しているページでは、次のようにしています。
ラジオで福祉街づくり推進ボランティア募集
↑ http://www.amedia.co.jp/welfare/promotor.htm
●本日の結論
ページタイトルには、サイトの伝達キーワードを含めよ。
さて、夏期特集で SEO を取り上げています。
実は、昨年の夏頃からSEOに本格的に取り組み始めました。
その結果、ウェブアクセシビリティのノウハウとSEOの基本はほぼマッチすることに気がつきました。
そこで、4月に「SEO の土台を築くウェブアクセシビリティ」という有料のEブックを書き上げ、インフォカート
http://www.amedia.co.jp/store/infocart.htm
から発行しています。
SEOに関連する商材はいろいろありますが、ほとんどのものが「即効」とか「簡単」というフレーズで修飾されたノウハウ書で、小手先のやり方、スパムすれすれの方法を紹介しているものばかりが目立つように思います。
そこで、私は、即効性ではなく、安定性に重点をおいたSEOノウハウ本を書きました。
それが「SEOの土台を築くウェブアクセシビリティ」です。
http://www.amedia.co.jp/store/e-book01.htm
実は、このEブックを出した後に Google と Yahoo! でそれぞれ大きなアルゴリズム変更があり、私がEブックの中で「危ない」と指摘していた方法がスパム認定されたと考えられる事実があります。
その事実からも、私自身、見方が間違っていなかったことが確認できました。
一時は上位に表示されても、すぐに下落したのでは、ユーザーの利便性を考えるアクセシブルなサイトとしてはもとより、ビジネスサイトとしても全く役に立ちません。
そこで、この夏期特集で記載する内容も、「安定性」に重点をおいたノウハウを紹介させて頂きます。
ただ、夏期特集では、短縮してエッセンスを紹介させて頂きますので、もしも有料のEブックでじっくりと基盤を構築したいという方は、是非下記からお申し込みください。
Seoの土台を築くウェブアクセシビリティ
http://www.amedia.co.jp/store/e-book01.htm
[編集後記]
8月12日は土曜インターネットサロンです。
気軽に視覚障害者のパソコンやインターネット環境についておしゃべりしながら情報交換する会です。
どなたでも参加大歓迎ですので、ご興味のある方は、このメールへの返信でお知らせください。
8月12日(土) 午後2時から5時まで。
場所は株式会社アメディアです。
■ウェブアクセシビリティは、どんな方にも読み易いサイト作りの心配りです
ウェブアクセシビリティのコンサルティングや講演を承ります。
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発行理念
本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。
ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。
インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。
本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。
ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。
私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。
ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。
セミナー、講演の依頼は下記ページよりご遠慮なく
本誌では、
「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3 部:ウェブコンテンツ」
をしばしば引用させて頂いております。
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