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ウェブアクセシビリティ入門 第60号

発行日 :2006年2月6日

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  • 数値的には 固定でも
  • 人の目により 相対的なり

皆さんこんにちは。ウェブアクセシビリティ・プランナーの望月優です。

メルマガ「週刊福祉情報」

の先週号で東横インの従業員の対応はとてもよかったというコメントをつけたら、それがとても反響を呼んでいます。

なので、 mixi の日記にも書きました。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=82666722&owner_id=565589

mixi に入っていない皆さんごめんなさい。

私は画像認証のため、皆さんをご招待できません。

 このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。

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 WEBJISでは、5.6 文字の中のa)で次のように述べています。


a) 文字のサイズ及びフォントは,必要に応じ利用者が変更できるようにしなくてはならない。

参考:高齢者又は弱視者が利用するとき,文字が小さくて読みづらく感じることがある。ウェブブラウザによっては,文字の表示サイズを変更できる機能がある。この機能に対応することで,利用者が読みやすいフォントサイズに調節することができる。

例:文字サイズは,ウェブブラウザで変更できる“em”“%”を使用してスタイルシートで指定する。


この中には、非常に大切な哲学が含まれています。

皆さんはページを作成するとき、色や文字サイズそして文字間など、見栄えを一生懸命調整することでしょう。

しかし、そのページを見る人の見え方はさまざまなんです。

皆さんは、おそらく、ブラウザによって多少見え方が違うことは想像できるでしょう。そして、そのブラウザの見え方の違いを結構気になさっておられる!

ブラウザによる見え方の違いを何とか無くそうとして、 CSS で苦労していませんか?

ところが、弱視者や高齢者、あるいは色覚障害を持つ人の見え方は、ブラウザによる見え方の違いよりももっと大きいのです。

つまり、ブラウザが同じであっても、その見え方は見る人の目の具合によって大きく異なっているということなのです。

この、「見る人によって見え方が違う」ということに心を配ることこそ、まさにウェブアクセシビリティの真髄です。

そして、どんな人にも同じように見せたいという自我を捨てて、見え方の状態は見る人に任せるという悟りこそがウェブアクセシビリティ哲学なのです。

編集後記

 ところで、もう2週間以上前になりますが、 mixi で始めてコミュニティを作りました。

 題して「SEOとアクセシビリティ」。

 mixi に入っていればどなたでも参加できますので、もしよろしければご参加ください。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=558970

■ウェブアクセシビリティは、どんな方にも読み易いサイト作りの心配りです

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本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。

ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。

インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。

本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。

ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。

私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。

ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。

このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。

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