適切なペース配分と基礎体力作り
適切なペース配分と基礎体力作り
ウェブアクセシビリティ入門 第59号
発行日 :2006年1月30日
- SEO
- 急ぎノウハウ ちょっと待て
- 基盤作りの
- ウェブアクセシビリティ
皆さんこんにちは。ウェブアクセシビリティ・プランナーの望月優です。
28日の土曜日に
「ウェブアクセシビリティセミナー~SEOの基盤を構築するアクセシビリティ」を行いました。
30名の皆様に参加頂き、受講生の皆さんととても有意義な情報を共有できたと思います。
受講生の皆様、ありがとうございました。
そこで、この号では、SEOを考えたときのアクセシビリティの重要性について改めて簡潔にまとめて見たいと思います。
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
適切なペース配分と基礎体力作り
大阪国際女子マラソン、ケニアのキャサリン・ヌデレバ選手の追い込み、すごかったですね。
この走り方、ウェブアクセシビリティでSEOの基盤を構築するのと共通点があると感じました。
Google は、「検索エンジンよりもユーザーの利便性を考えてサイトを作りましょう」と提唱しています。
検索エンジンで上位表示させることのみに心が集中すると、どうしてもキーワードを不自然に詰め込んだり、評価の高いと思われるHTMLタグを文書の構造を無視してたくさん使用したり、無理にリンクを増やしたりしがちになります。
これは、マラソンに例えるとオーバーペースの走り方に当てはまると思います。
頑張ればそれなりに表示順位が上がりますが、検索エンジン会社は常により良い検索結果を表示しようとしてアルゴリズムの手直しを繰り返しています。
ユーザーの利便性よりも検索順位のランクアップだけを目指した工夫のみをしていると、ちょっとしたアルゴリズム変更でがたんと順位が大きく下がることがあります。
つまりオーバーペースですね。
昨日のマラソンでも、ペースメーカーについて行って上位に残ったのは2位の小幡佳代子さんと4位の坂田昌美さんだけです。
4位の坂田さんは比較的速く先頭集団から離脱したからこそ4位に残ったように思えます。
無理をしてオーバーペースについて行った小川清美さんと私の好きな阿蘇品照美さんはどこかにすっとんでしまいました(無念)。
逆に、ペースメーカーについていかなかった嶋原清子さんが3位、森本友さんが5位に食い込みました。彼女達は自分のペースを守って走りつづけ、へたばって落ちてくる人達を丹念に追い抜いていったのです。
ただ、ペースメーカーがかなりのハイペースでぶっとばしたといっても、高橋尚子さんや野口みずきさんならきっとそのままのペースで逃げ切ったことでしょう。
この違いは何でしょうか。そう、基礎体力ですね。基礎的な力です。
そして、SEOの対策を行う上でも、実はウェブアクセシビリティがその基礎体力となるのです。
Google は常に「ユーザーの利便性」をキーワードとして、アルゴリズムの改善に取り組んでいます。
ということは、 Google が「ユーザーの利便性が確保されている」と考えるページの評価が落ちるようなアルゴリズム変更はないということなのです。
逆に、ユーザーの利便性はあまり考えられておらず、検索エンジンで上位表示させるためのテクニックだけが駆使されているというページの表示順位を下げるためのアルゴリズム変更を常に試みているのです。
ウェブアクセシビリティはユーザーの利便性の追求にほかなりません。
まさに、ウェブアクセシビリティはSEOの基礎体力を築く考え方なのです。
ですから、SEO対策を行う上でも、
1.作成中のページは自分の起訴体力の範囲内で行う。
2.ウェブアクセシビリティを勉強して基礎体力をつける。
ことが大切なのです。
マラソンには反則というのはありませんが、競歩にはありますよね。あまりにもテクニックだけに走ったSEOを行うと、競歩の反則状態になりますよ。
1番目にゴールしても、失格でまったく検索結果に表示されないという憂き目に合うかも知れません。
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ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
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