画像リンク対策
画像リンク対策
ウェブアクセシビリティ入門 第43号
発行日 :2005年10月10日
- 画像でも
- リンクを貼れば キーワード
- 説明よりも リンク先概要
■どんな方にも優しいウェブサイトを目指して■
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
本日のメインテーマ:画像リンク対策
WEBJISでは、「5.4 非テキスト情報」のb)で、以下のように記載しています。
b) ハイパリンク画像には,ハイパリンク先の内容が予測できるテキストなどの代替情報を提供しなければならない。
参考:視覚障害のため音声ブラウザなどを用い音声によって情報を得ている場合がある。その場合,音声ブラウザなどは,ハイパリンク画像を音声化できないので,代わりに代替情報(テキスト)を読み上げる。したがって,代替情報がないと利用者はハイパリンク先を識別・理解することができない。
WEBJISは、非常に的確にポイントをついています。
画像といえども、それにリンクを貼る場合には、代替テキストとしてリンク先の内容が予測できるキーワードをセットすべきなのです。
これは、画像の説明ではないことに注目する必要があります。
非常に大切なことなので繰り返します。
画像にリンクを貼る場合には、 alt 属性に画像の説明ではなく、リンク先の内容が予測できるキーワードをセットすべきです。
セミナー参加者からの声
実は、9月25日に浜松で行われたセミナーで、上記のお話をしました。
すると、参加者の方から、次のような意義が唱えられました。
alt テキストにリンク先の内容が判るキーワードを入れてしまうと、検索エンジンで「画像検索」をかけたときに、検索キーワードと全くイメージの異なる画像がヒットしてしまう。
なので、画像の説明とリンク先の内容を両方含む文字列をセットすべきなのではないだろうか。
私は目が見えないので、検索エンジンで「画像検索」を利用したことがありません。
もちろん上記の方の発言内容で十分に創造がつくのですが、やはり、検索キーワードとイメージの異なる画像がヒットすることは、見える皆さんにとって不便なことなのでしょうか。
この辺りのところ、皆さんの声をお聞かせいただければ幸いです。
このメルマガにそのまま返信頂きますと、私に直接届きます。
メールの件名を「画像検索について」と書き換えて返信いただければ幸いです。
編集後記
PDCAサイクル、これは経営の勉強で学びました。
Plan = 計画
Do = 実行
Check = 顕彰
Action = 顕彰に基づいた行動
そして、新たなPlanに戻るというサイクルです。
このサイクルをきちっと回していくことが、常に改善・成長していく秘結なのです。
ところが、本日、石田塾で非常に納得のいく話を伺いました。
PDCAサイクルのうち、 Pに時間をかけすぎていて、 D の段階になかなか進まない人が多いということです。
セミナーの中では、 P は練れていなくても良いから、なるべく速やかに D に入るようにというアドバイスでした。
P の段階で停まっていると、いつまで経っても Dに進まず、結局 PDCAサイクルが回らないという自体になります。
例えば、Pに3ヶ月かけて計画を入念に練り上げるよりも、 Pにかける時間はそこそこにして、すぐに Dに入ることによって1ヶ月で1サイクル回します。
このペースで回していくと、3ヶ月間で3サイクル回ります。
そして、この4サイクル目の計画の方が、実行を一度もしない状態で3ヶ月間練りに練り上げた計画よりも、より戦略的に優れた計画になるという話なのです。
いやあ、なるほどと思いました。
しかも、インターネットビジネスの場合には、最初の投資がほとんどかかりません。
仮に最初のサイクルが失敗で、もう一度サイトを作り直すとしても、その業務に当たったスタッフの力量は既に一度目の経験で上がっているのですから、全く無駄ではないのです。
この話は、本日のセミナーで学んだ多数ある情報や考え方の中のほんの一つでした。
■ウェブアクセシビリティは、どんな方にも読み易いサイト作りの心配りです
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発行理念
本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。
ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。
インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。
本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。
ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。
私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。
ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。
セミナー、講演の依頼は下記ページよりご遠慮なく
本誌では、
「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3 部:ウェブコンテンツ」
をしばしば引用させて頂いております。
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