ページの自動更新
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ウェブアクセシビリティ入門 第35号
発行日 :2005年8月15日
- 終戦日
- 60年も 経過せど
- イラクの現状 人事ならじ
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
本日のメインテーマ:ページの自動更新
WEBJISでは、「5.3 操作及び入力」で、次のように記載しています。
e) 利用者の意思に反して,又は利用者が認識若しくは予期することが困難な形で,ページの全部若しくは一部を自動的に更新したり,別のページに移動したり,又は新しいページを開いたりしてはならない。
音声ブラウザで読んでいると、突然内容が更新されると、読み上げ状態を途中で断ち切られてしまうことになります。
ページの内容が長かったりすると、大切な部分を読んでいる途中で突然断ち切られてしまうこともあります。
そのようなページでは、何回トライしても、ページの最後までたどり着かないということになります。
また、フレームに分かれていて、現在音声で聞いているのとは別のフレームの内容が切り替わったときはどうでしょうか。
内容が切り替わったことに気がつきませんね。
なので、私も気がつかないうちにページの内容が変わっているということが案外あるのかもしれません。
さて、WEBJISでは、こんなとき、どのようにすれば良いと言っているのでしょうか。
再び少し引用しますね。
例1:ページの移動又は更新をするときは,事前に知らせるなど,利用者が選択できるようにする。
例2:ページのフレームを更新するとき,又は一部分を更新するとき,事前に知らせたり,解説ページを用意するなどの方法で,利用者が変更を事前に予期できるようにする,又は変化を認識したりできるようにする。
つまり、ページが更新される前に、「もう時期更新しますよ」とか、「もう何々秒で更新しますので、引き続きお読みになりたい場合は何々をしてください」というガイド・メッセージを出すわけですね。
ただ、私は、実際にはこのようなメッセージに出会ったことがありません。
自動的に更新されるページというものが非常に少ないか、または、別フレームなどの一部が更新されているのに私が気付いていないのかのどちらかでしょうね。
ウェブアクセシビリティ診断
Yo!_市民ランナーのWWWサイト
http://www2.airnet.ne.jp/xxx/20000/
マイミクさんのサイトを覗いていたら、「おっ!なかなかいいじゃん!」と感じたので、本人にお伝えして、診断の対象に取り上げさせて頂きました。
まず、心配りがとても感じられます。
その1は、見出しタグが的確に使われていること、
その2はページ内の基点となる位置にジャンプするためのリンクが随所に配置されていること、しかも、音声でとてもわかりやすいメッセージがついています。
その3は、 accesskey で、ALTキーを押しながら1文字入力で基点となる位置にジャンプできるようにしてあることです。
しかも、ソースコードがとてもシンプルで読み易いのです。
全体的な感想としては、「ここまで丁寧にやらなくても大丈夫だよ」という感じです。
基点となる位置にジャンプする内部リンクはもちろんありがたいのですが、あまり細かく設定されていると、少しばかりわずらわしくなってきます。
もともと見出しタグが適切に使われていますので、これでかなり自由に行き来できます。
アクセスキーですが、これは、やはりボイスサーフィンとホームページリーダーでは使えませんでした。
これらのソフトでは、ブラウザ側でキーにそれぞれのコマンドが割り当てられていますので、アクセスキーは有効にはなりません。
スクリーンリーダーでIEを利用しているときには使えますが、どうしてもサイト独自のキー操作になってしまうため、これをわざわざ覚えて使う視覚障害者はあまりいないと思います。
採点は95点。特によくないと言えるところはほとんどありません。
でも、もう少し肩の力を抜いて、丁寧にやることにそんなにとらわれないで、作りかけのページをどんどん仕上げていくことをお勧めします。
ウェブアクセシビリティのコンサルティングや講演を承ります。
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本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。
ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。
インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。
本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。
ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。
私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。
ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。
セミナー、講演の依頼は下記ページよりご遠慮なく
本誌では、
「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3 部:ウェブコンテンツ」
をしばしば引用させて頂いております。
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