alt テキストの有効利用
alt テキストの有効利用
ウェブアクセシビリティ入門 第88号
発行日 :2006年 8月 21日
皆さんこんにちは。ウェブアクセシビリティ・プランナーの望月優です。
近く音声ブラウザ・ボイスサーフィンの Version3.6 がリリースされます。
http://www.amedia.co.jp/product/vs3/update.htm
できれば本日、上記のページを更新します。
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも優しいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
前号までの概略
ウェブアクセシビリティを考えるとき、サイト内のアクセシビリティに留まらず、ユーザーの手元からのアクセシビリティを考えるべきではないかという問題意識から SEO 対策を取り上げています。
会議やセミナー、または偶然に皆様にお会いしたとき、私は本誌を紹介したいなあと思います。そんなとき、
http://www.amedia.co.jp/melmaga/webaccess/
でアクセスしてください。
とお伝えするよりも、
「アクセシビリティ入門」で検索してみてください。
とお伝えする方が、お互いにとって楽ですよね。
そして、このときの「アクセシビリティ入門」を「伝達キーワード」と位置付けました。
伝達キーワードは、極力競争の激しくないものを選んだ方が良いということから、製品名や社名などの固有名詞を用いるか、「は、の、に、を、で」などの助詞を含む覚え易いフレーズにすることをお勧めしています。
前号では、見出しタグで伝達キーワードを修飾してくださいと書きました。
ここまでの内容は、 mixi のコミュニティ「SEOとアクセシビリティ」にアップしました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=558970
さて、8月は、その伝達キーワードでの検索エンジン上位表示のための具体的ノウハウ、そして今回はその3階目です。
[alt テキストの有効利用]
ウェブアクセシビリティで一番最初に指摘されるのは、画像に alt による説明がない場合です。
実際、 alt による文章説明のない画像がたくさん使われているページが実に多いですね。
実は、これは視覚障害者に対するアクセシビリティとして好ましくないのみならず、 SEO 的にもかなり損をしているのです。
{リンク画像に対する alt テキスト}
ユーザーの利便性を考えたとき、リンクを見たらそのリンク先の概要が判るというのが原則ですね。
行く先の内容が全く予想ができないとすれば、わざわざそこに行きたいとは思いませんね。
そこで、リンク画像の場合には、 alt 属性にリンク先の概要が判る文字列をセットすることをお勧めします。
このようにすると、音声ブラウザで聞いている視覚障害者は、リンク先の内容が推測でき、興味を持てばそちらに誘導されます。
さて、ここからが一つキーポイントです。
「リンク先の概要が判る文章」とは何ぞや?です。
- リンク先のキーワードが適切に織り込まれている文章
と言えます。
このように、リンク画像には、リンク先のページのメインキーワードを織り込みましょう。
{伝達キーワードロゴ}
さて、これはアメディアではアメディアサイトでしか行なっていないことなのですが、サイトロゴと伝達キーワードを alt で結びつけましょう。
サイトを作る際にそのサイトのロゴを作りますよね。
そして、サイトを作る際にはそのサイトの「伝達キーワード」を意識して作ります。
このサイトロゴと伝達キーワードを一つのセットとして、サイト内のページに
という組み合わせを必要に応じて使うことです。
これにより、サイト内での伝達キーワードの出現頻度が不自然ではない形で上がります。
さて、最後に、今回のテーマとの直接の関係はありませんが、ここまでやったら Google にインデックス登録をしておきましょう。
そうすれば、 Google のクローラーがときどき見にきてくれて、あなたのサイトが検索レースに参加した状態になります。
●本日の結論
- リンク画像に対してはリンク先の概要が判る文章を alt テキストとせよ。
- サイトロゴに alt テキストで伝達キーワードをセットせよ。
[編集後記]
夏の甲子園、歴史に残る決勝戦になりましたね。
本日の再試合はどうなるでしょうか。
一応、私は王さんの母校を応援しています。
会社も近いので。
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本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。
ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。
インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。
本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。
ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。
私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことがあるかも知れません。それに気がついたときには速やかに訂正致します。
ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。
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本誌では、
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をしばしば引用させて頂いております。
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