ウェブアクセシビリティ入門 第26号 音声利用者から見たフレーム
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見える方
画面一望できるでしょ
フレームいいなとなぜ感じるの?
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皆さんこんにちは。望月優です。
こちらの方では、
ということで、今回はかなり利用者視点からの内容です。
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■どんな方にも判り易いウェブサイトを目指して■
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも読みやすいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
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目次
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- 本日のメインテーマ:音声利用者から見たフレーム
- 編集後記
- 発行理念
- アメディア発行のメルマガ紹介
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本日のメインテーマ:音声利用者から見たフレーム
全体像の理解には時間が必要
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参考:音声ブラウザなどの利用者は,視覚的に全体を把握することができないため,各フレームの役割を理解したり,フレームの内容の変化を認識したりすることが難しい場合がある。
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目が見えないということは、画面に表示されている状況を瞬時に把握することができないということです。
音声でホームページの内容を聞くという行為は、内容を先頭から順番に理解していくのであって、全体の雰囲気をつかむのは、全て読み終えてからとなります。
つまり、見える方は瞬時に全体像が判る、見えない方は全て読み終えてから全体像が判るという違いがあるのです。
ですから、各フレームの役割を理解するためには、フレーム切替操作を行ってそれぞれのフレームの先頭部分を全部読んで始めて、概観が理解できます。
よって、全体像を理解していなくてもよく判るホームページ⇒「最初から本文が書かれているページ」が音声ブラウザ利用者にはもっとも使い易いということになります。
フレーム切替、本当はシンプルなんだけど
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参考:キーボードだけで操作するとき,フレームの切り替えが煩雑になる場合もある。
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実際は、今よく使われている音声ブラウザのフレーム切替は煩雑ではありません。
IEをスクリーンリーダーの音声化で聞いている場合とホームページリーダーを利用している場合はCTRL+TABキーのトグルで、
ボイスサーフィンの場合はF4キーのトグルでフレームを選択してエンターキーで切り替えられます。
むしろ、シンプルだと言えるでしょう。
ただ、このキー操作をご存知ない視覚障害者が決して多くはない、また、視覚障害者にパソコンを教えておられる晴眼者のインストラクターやボランティアの皆さんはさらにご存知ないというのが課題かと思います。
ですので、視覚障害者にパソコンを教える晴眼者の皆さんには、マウス操作の代替となるキー操作に慣れ親しんで頂ければ幸いです。
フレームレイアウト、これぞ最悪
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参考:(前略)音声ブラウザによっては,フレームを別々のページとして認識する場合があり,作成者の意図どおりに利用者が理解できない可能性もある。
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「音声ブラウザによっては,フレームを別々のページとして認識する場合があり」というのは、ボイスサーフィンやホームページリーダーでは上記のフレーム切替操作を行わない限り、別のフレームを読むことができないので、そのことを表現しています。
一方、IEでは、上記のキーによるフレーム切替操作もありますが、ずーっと流して聞いていると、フレームの境界を越えて次のフレームの読み上げに入ります。
このとき、利用者は次のフレームに移ったことには気付きません。
ですので、フレームを順番に読んでも意味が通る構成になっていれば基本的に問題ないのですが、そうではない場合、例えば、第1フレームを見て第2フレームを見る、また第1フレームを見て第2フレームを見るといった内容の構成になっていたとしたら、これは全く意味が掴めません。
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レイアウト、表はやめてというけれど
フレームレイアウト これぞ最悪
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これは前号の冒頭の句ですが、このことを言いたかったのでした。
上記記事内の引用は、
(JISX8341-3、「5. 開発及び制作に関する個別要件」の「5.2 構造及び表示スタイル」のf)の参考の一部でした。
編集後記
先週、
ブックマーク選択機能をさらに便利にしたこと、現在ページのURLを取り出し易くしたことなどが主な改良点なんですが、アクセシビリティに関連したところでは、
NHKは見たい方も多いはずなので、ちょっと開発スタッフに気張ってもらいました。
来週、上記NHKサイトについてコメントいたしますので、お楽しみに。
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本誌では、
「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3 部:ウェブコンテンツ」
をしばしば引用させて頂いております。
発行理念
本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。
ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。
インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。
本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。
ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。
私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことはあるかと思います。それに気がついたときには速やかに訂正致します。
ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。
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企業家としての望月優が、インターネットのビジネスへの応用やビジネスマインド、生きがいのある人生の送り方などについてコンパクトに語ります。
奥付
発行日 :2005年6月13日
〒169-0051
電話番号 :03-5286-7511
FAX番号 :03-5286-2567
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