ウェブアクセシビリティ入門 第25号 フレームとアクセシビリティその1
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レイアウト、表はやめてというけれど
フレームレイアウト これぞ最悪
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皆さんこんにちは。望月優です。
私は20年前は高校で英語を教えていたのですが、最近は英語を使う機会がめっきり減り、自分の英語力の衰えに恐怖を感じています。
そこでこれを打開すべく取り始めたのが
毎日主に国際情勢を報じたニュースが英語で読め、その解説もついているので、英語力増強+社会情勢把握で大いに助かっています。
こういうものは少しずつでも続けることが大事、毎日読んで声に出していれば、必ずレベルアップしますぞ。
■どんな方にも判り易いウェブサイトを目指して■
このメルマガでは、具体例を交えながら障害者や高齢者にも読みやすいウェブサイト作りのヒントをお届けしています。
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目次
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- 本日のメインテーマ:フレームとアクセシビリティ
- 編集後記
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本日のメインテーマ:フレームとアクセシビリティ
WEBJISでの原則
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f) フレームは,必要以上に用いないことが望ましい。
使用するときは,各フレームの役割が明確になるように配慮しなければならない。
(JISX8341-3、「5. 開発及び制作に関する個別要件」の「5.2 構造及び表示スタイル」より)
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見た目と音声ではイメージが全く異なるフレーム
皆さんはフレームという技術をどんなときに利用していますか?
私は目が見えないので、実は皆さんがフレームを使いたくなる理由がよく判らないのです。
フレームは、音声ブラウザで聞いた場合、そのページのサブページ、いわば1回層下のページ群と解釈されます。
WEBJISには、これがやや否定的な仕様のように書かれていますが、私としてはこの仕様は利点の方が大きいと感じています。
実際の問題は、ページ制作者の意図と、音声ブラウザ利用者の受け止め方がフィットしない、それどころか大幅にずれていることにあります。
ページ制作者側はフレームを使っても一望できるものとして考えるのでしょうが、音声ブラウザ利用者は「フレームを切り替える」または「サブページの中に入っていく」という感覚で第2フレームより後のフレームにアクセスするのです。
フレームレイアウトは最悪
ですので、フレームを使っての画面レイアウトは、音声ブラウザ利用者にとっては最悪です。
「表レイアウトはあまり好ましくない、CSSでレイアウトしましょう」というのはよく言われていることですが、実際はテーブルタグでレイアウトしても音声読み上げにはほとんど問題ありません。
しかし、フレーム・レイアウトは完全にNGです。
ならばフレームはどんなときに?
ということで、フレームの利用が推奨されるケースはなかなか考えにくいと読者の皆さんはお感じでしょう。
ただ、音声ブラウザではフレームがサブページとして解釈されるということは、別のブロックとして整理された状態であるとも言えます。
つまり、ページの中のどこの場所にあるのかわからない内容を探すよりも、
「Bの内容は第2フレーム」、
「Cの内容は第3フレーム」
と分かれていれば、実はとても探し易いのです。
ということは?
- 画面では複数の異なる内容を一望させたい、そして、
- 音声ブラウザ利用者には違う内容は違うまとまりとして聞かせたい場合
においては、フレームは役に立つと言ってもよいでしょう。
といわれても、具体的にはどんなケースがあるのか?と問われそうですね。
1月24日発行の第5号
2月7日発行の第7号
にフレームが役立つケースとして私から非常に具体的な提案を出しています。
2月14日発行の第8号
では、読者さんからの「それでもフレームには問題が多い」という主旨のご意見を掲載しています。
あわせて参考にしていただければ幸いです。
編集後記
シンポなどでお会いする読者さんに伺いますと、「望月さんのメルマガは」
- 長すぎる
- 重たい
- 内容が濃すぎるので読まずに保存して、結局読む機会を失う
などと手厳しいご感想を頂いています。
そこで、今号から思い切ってリニューアルしました(少なくとも本人はそのつもり)。
今後もメルマガをコンパクトにまとめるべく心がけますので、皆さん読んでくださいね。
発行理念
本誌は、ウェブサイト作りに取り組む皆様とその構築に責任を持つ方々が皆障害者や高齢者の存在に配慮したサイト作りに励んで頂くことを願って発行しています。
ウェブアクセシビリティの分野はまだ注目され始めたばかり、その具体的なノウハウの定番はまだほとんどないと言っても過言ではありません。
インターネット技術は常に進歩、変化しつつあります。その点からみると、いくら追求しても「定番」の確立はありえないのかも知れません。
本誌では、全盲の望月優が現在までに紹介されているノウハウと自らの考察による新しいノウハウを、全身全霊を込めて説明・紹介して行きます。
ウェブアクセシビリティに関して秘密にするノウハウは一切ありません。全てのサイトがアクセシブルになって欲しいからです。
私の誤解や知識不足から、誤った説明や不適切な提案をしてしまうことはあるかと思います。それに気がついたときには速やかに訂正致します。
ですから、読者の皆様からの指摘や提案が非常に大きな手助けとなります。
このメルマガを通して、ゆるやかな「ウェブアクセシビリティ大連合」が形成されていくことを念じて、発行を続けて参ります。
アメディア発行のメルマガ紹介
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毎週木曜日に、障害当事者の心のこもったコラムや1週間の福祉ニュースのソースを届けしています。
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毎月第2と第4火曜日に、視覚障害者のライフスタイルや視覚障害者に便利な最新技術情報などを紹介しています。
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企業家としての望月優が、インターネットのビジネスへの応用やビジネスマインド、生きがいのある人生の送り方などについてコンパクトに語ります。
奥付
発行日 :2005年6月6日
〒169-0051
電話番号 :03-5286-7511
FAX番号 :03-5286-2567
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