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本サイトは、障害者や高齢者でも容易にアクセスでき且つ読み易いWEBサイト作りの考え方「ウェブアクセシビリティ」の理念とノウハウをお伝えするために作成しました。
*** サイト内目次 ***
Accessibility (アクセシビリティ)は、「アクセスのし易さ」という意味の英語です。
ですから、 Webaccessibility (ウェブアクセシビリティ)は、「ウェブサイトへのアクセスのし易さ」です。
ウェブ上のページを普通にパソコンや携帯で眺めているあなたは、「アクセスのし易さってなあに?」と感じたかも知れません。
ホームページを眺めるのが習慣になっているあなたには、逆の「アクセスのし難さ」を想像するのが難しいかも知れません。
そんなときは、おじいちゃんやおばあちゃんを連想してみてください。障害を持っている友達がいたら、その人を思い浮かべてください。
そうです。「ウェブアクセシビリティ」とは、ウェブにアクセスするのが困難な人達の重荷を軽減して、アクセスしやすくするための工夫やノウハウなのです。
インターネットは1980年代に始まり1990年代後半から急速に広まり始めた新文化です。
エジプト、メソポタミア、インダス、黄河から始まる人類文明の対極から見ると、本当にまだ生まれたばかりの赤ちゃん文化です。
そのような、始まったばかりのインターネットという情報革命の機軸になるウェブサイト作りにおいて、障害者や高齢者など、これまでは社会的弱者の位置に置かれていた人々の利用に配慮することには、非常に大きな意義があります。
かつてのグーテンベルクによる印刷技術の発明やイギリスからスタートした産業革命の自体には、このような「社会的弱者」に対する積極的なアプローチは見られませんでした。
ウェブアクセシビリティ思想の普及は、人類の精神的な進歩の証だといえるかも知れません。いや、むしろ、1000年後の未来人達から、私たちが進歩したと評価されるかどうかの岐路に立たされていると考えましょう。
具体的なウェブアクセシビリティ運動の流れは、1999年5月にW3Cの WAI が Web Contents Accessibility Guideline 1.0 を勧告として発表したところから始まります。
これを受けて、日本では、2004年6月に
「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス− 第3 部:ウェブコンテンツ」
が制定されています。
そして、現在、W3Cの WAI が 1999年5月に勧告となった1.0を大幅にグレードアップ修正した Web Content Accessibility Guidelines 2.0 の最終ドラフトを発行し、 W3C勧告となるのを待っている状態です。
このように、ウェブアクセシビリティ運動はまだ10年も経過していない、始まったばかりの社会運動です。
本サイトでは、現段階で妥当だと考えられる具体的ノウハウやそれにまつわる議論なども紹介していきますが、大切なのは既存のノウハウにただ従うことではなく、そのノウハウがなぜ良しとされているのかを考えることです。
それは、障害者や高齢者などの自分とは立場の異なる人達の利用場面に心を配ることであり、その心配りから、もっと適切なノウハウが生み出されうるからです。
インターネットは始まったばかりの情報文化、その中でウェブアクセシビリティは人類のあるべき方向を示す哲学であり、これからどんどん進化していくべき考え方です。
つまり、「これが正しい」という定番はなく、「現段階ではこの方法が良いだろう」という発展途上段階における提案があるだけなのです。
ウェブサイトを制作する皆さん、インターネットにおける新技術を開発する皆さん、そしてそれらを利用して新サービスを展開する全ての皆さんが、意識の中に障害者や高齢者を始めとする、自分とは異なる文化や生活環境の中で生きる人々の存在を置いた上で行動することによって、ウェブアクセシビリティはインターネットの進歩に伴ってますます進化していくことでしょう。
皆さん、私たち一人一人の幸福のため、そして人類の平和と発展のために、みんなで夢を持ってウェブアクセシビリティを推進して行きましょう。
文責:株式会社アメディア代表取締役望月優
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